日本の健康食品事情


日本での健康食品は現在野放し状態で、若干ビタミンが入っているというだけで、糖尿病にでもなりそうなほど糖度の高いジャムが健康食品と呼ばれていたり、キノコの粉や煮汁が高価な健康食品として売られていたりします。ビタミンEやCなどもきちんとした定義や製品規格がないので統一されず、単に宣伝や流行で売られているのが現状です。

一部の例外を除いて日本の健康食品は、病気に効く、つまり代替医療に使われるかのように売られています。新聞広告や三文健康雑誌を見ると、いかにいいかげんなことが書かれているかがすぐに分かります。

価格が高い。単純にアメリカのサプリメントと比較すると3〜5倍の価格です。しかも、まるで価格が高くなければ効果がないというような風潮すらあります。

日本には健康食品、栄養補助食品と呼ばれているものには法的な定義が全くありません。したがって、日本の法律では、薬品とそれ以外の食品という位置づけになるので、健康食品は一般食品のジャンルに入り、健康食品として売られているビタミンEやビタミンCといったものはサバの缶づめや豆腐等と同じ部類のものとなるのです。厚生労働省は、1998年11月の「健康日本21計画」の中で、アメリカのDSHEA法と同様に医薬品と食品の中間に第三のカテゴリーとして栄養補助食品を設けることを内外に公約していますが、具体的な動きはありません。

トクホって?
特定保健用食品(通称:トクホ)です。
トクホは、平成3年にできた制度で、個々の製品ごとに厚生労働省から許可を受けており、保健の効果(許可表示内容)を表示することのできる食品です。他の食品と違うのは、からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいて、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の効果が科学的に証明されている(国に科学的根拠を示して、有効性や安全性の審査を受けています。)ということです。つまり、一般的に知られているものについては、申請すれば効果を表示できるのです。例えばビタミンB1は、「炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」と表示できます。ビタミンB1の規格基準で含有量は、0.3〜25mgと非常に幅が広いです。簡単に言えば、「薬事法に触れない安全な食品」ということです。つまり・・・薬品ではなく・・・普通の食品ってことです。トクホは薬品ではないことを証明するものです。
アメリカに比べて、40〜50年遅れていると言われている日本の健康食品ですが、この中途半端な「トクホ」ではアメリカとの差は益々開くと思われます。

薬事法やトクホは表面上は「国民の健康を守るため」であるが・・・・
現実は違います。
現実は、製薬会社や医学会の利益を守るためです。法的に認められた「ワイロ」である企業の政治献金がなくならない限り、国民のための「薬事法、トクホ」は出来る訳がありません。何ら見返りを求めずに、企業が政治献金をするでしょうか?そんなことを株主が認めるでしょうか?


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